【続・自宅でいちご狩り】イチゴの高設栽培棚の完成! 冬越しあとのイチゴ苗の成長と害虫の駆除など…

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イチゴの花の写真

昨年秋に植え付けた6株のイチゴ苗ですが、無事!冬を越して大きくなってきました。

前記事の最後で葉が食い荒らされた様子を追記しましたが、オルトランが効いて、その後の被害はありませんでした。気温が高くなってきて、みるみる若い葉が出て、勢いが出てきたところで、始めに計画していた「 高設栽培棚 」の作成に取り掛かります。

この記事は、成長の様子とトラブル事例とその対応、高設栽培棚の様子などイチゴの成長に合わせた内容の記事です。冬が明けてから、開花・人工授粉するまでの記事になります。

この記事のもくじ

春先の様子

おおよそ毎週末に手入れをするようにしていましたが、春の成長は早くて1階飛ばしてしまう(2週間放置)とボーボーの状態になります。

写真 春のあまごこち
あまごこちの成長 左が4/1の写真         右が4/16の写真
写真 春のよつぼし
よつぼしの成長 左が4/1の写真         右が4/16の写真

4/1の時点でもう手遅れの状態でもあった失敗点がありますが、このあたりの詳細は、害虫・病気・春の嵐など、一つずつ後半で記載します。

高所栽培棚の作成

昨年、構想設計済みの高所栽培棚ですが、改めてCADを開いて思いめぐらせた結果、全く違うものになりました。

イケール棚
イチゴの高所栽培棚の設計 木製からイレクターパイプ製へ設計変更

当初、木製で考えていましたが、イレクターパイプが便利だと再認識した(ハンガースタンドの記事参照)ので、イレクターパイプで設計をし直しました。

この設計に使ったのが下記の3D-CADです。

木製は重くて水濡れによるカビや腐食が心配なのに対して、樹脂コーティング鉄パイプのイレクターパイプなら、パイプ内部での錆を注意しなくてはなりませんが、軽いうえにカビて汚くなる心配がありません。

完成したのがこちらです。

写真 いちご棚イレクター製
いちご棚イレクター製正面から写真

後ろのブロック塀にひっかけるようにして、手前を支えた構造です。手前の支えの高さは無段階で調整できるので、置き場所を変えても調整できるのと、冬の間、使わないときは支えを外して、コンパクトに保管できるようになります。

若干ですが工業製品的な印象(かわいらしさは無い)になってしまいましたが、シンプルで気に入っています。

このイチゴ棚の作成については、下記DIY記事で紹介します。

トラブルその1:害虫による食害

害虫による食害は、見つけたらすぐに対応しないと加速度的に被害が大きくなります。幼虫はすぐに大きくなって食べる量も多くなるからです。

鉄則:害虫はとにかくすぐ対処すべし!!

イチゴの葉で害虫による食害の写真
害虫による食害

明らかに虫に食べられた穴が開いていて、葉脈近くに黒い粒(虫の糞)がありました。隠れていたのは、クロモンキノメイガの幼虫でしょうか?葉が重なったところや葉の端っこが小さく巻かれて、白い糸で綴った小部屋が作られていました。

イチゴの葉へのクロモンキノメイガの食害写真

小部屋の中には、1センチほどの幼虫が潜んでいて、3株のイチゴに5か所5匹の幼虫が出てきました。

駆除方法は、食害の葉の裏にある糸で円筒状に綴られた葉の中を探って、割りばしなどで捕まえる方法が有効です。この幼虫は、土の中に隠れるタイプではないので、直接捕獲になります。幼虫は、小部屋を壊され捕まえられそうになると、丸まって転げ落ちようとするので、手のひらか、厚紙で受けながら捕獲しましょう。

食害にあった葉ですが、葉脈だけになっていたら株元から除去します。茎を持って左右に揺さぶると切り取ることが出来ます。ほかの葉を傷つけるようなら、茎の途中で切ってもかまいません。

トラブルその2:春の嵐など

冒頭に書いていた失敗点ですが、4月の時点で二つほどあり、天候と重なって大きな失敗となってしまいました。一つ目は、株が大きく成長する前にわき芽を整理したり、古い葉を除去しておけばよかった。という失敗点です。関連していろいろな事が起こりました。

失敗1:マルチが敷けなかった

冬の間に株間に敷いておいたバークチップを、株が大きくなる前に黒マルチ(ビニールシート)に変えたかったのですが、花も咲き始めて大株になった葉を通せるくらいの穴を開けたマルチは、あまり意味がないくらいの大穴になってしまいました。結局取り換えませんでした。

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黒マルチは↑こんなものですが、土の温度を上げる効果と、水の蒸散を抑えられるほか、カビや病気など土からの伝播を遮蔽する働きもあります。どうしても強い雨が降ると土がはねて、葉や果実が汚れてしまいますが、これも防げます。

今回、植え付け時に黒マルチを敷かなかったのは、冬の間にシートの上に水たまりが出来て凍ってしまう事を嫌って、水はけのよいバークチップにしました。

この結果、春先になり毎日水やりするころになると、このバークチップがカビの温床になってしまい、黒マルチの効果「カビや病気を遮断する」ことが出来ず、「より悪い状態」になってしまいました。

教訓:黒マルチは植え付けと同時に!
   遅くとも春先(3月中旬)までに敷いておきましょう!

失敗2:脇芽の除去が遅かった

4月末の時点で花芽が出て、葉が生い茂ってしまいましたが、3月末から4月初めの時点できちんと脇芽や古い葉を除去すべきでした。この時期に特に何もしなかったため、春の成長の勢いがすごくて、葉の茎が徒長してしまう結果となってしまいました。

4月末に脇芽の除去と古い葉の除去をしたのですが、茎が徒長したは葉が少し弱々しくなってしまいました。下の写真は、光を求めて葉が上に伸びた脇芽です。

茎が徒長したイチゴの脇芽の写真

脇芽が全て不要ではありませんが、悪影響としては、葉が混雑して密集し風通しが悪くなるため病気になりやすくなります。

この春先の手入れを怠った影響を受けたのが下記の「春の嵐」の不運です。

適切な脇芽は収穫量が増えるのでケースバイケースですが、1株に3本程度のクラウンにするのが結果的に良いように思います。

教訓:まだ寒いころにちゃんと手入れをしましょう!

不運:春の嵐

写真はありませんが、徒長した葉や脇芽を除去してすっきりしたイチゴ株でしたが、突然の春の嵐に襲われ、徒長した葉や脇芽による支えを失った株が強い雨風に耐えられず、なぎ倒される不運に見舞われました。

これで、すでに花芽と実が成長していた株も一晩にしてリセットされてしまいました。残念な結果でしたが、まだ1本クラウンは残っているので、再生するのを期待します。

この事故も、春先の手入れでしっかりした苗を育てていれば防げたかもしれません。

教訓:やはり適期の手入れが重要!

春先の人工授粉

まだ朝晩が涼しい時期は、虫の活動もまだ始まっていません。しかし、花芽はすでに開き始めます。

イチゴの花の写真

イチゴの食感のプチプチした粒は種子ですが、全てのめしべに受粉しないと、いびつな形のイチゴになったり、実が大きく成長しなかったりします。春先は、虫による受粉が浮上分な場合が多いので、人工授粉する方が結果が良くなります。

イチゴの人工受粉の写真

小さな筆や、すこしほぐした綿棒(下記、受粉用の梵天も売っています)を使って、上の青線のようにぐるぐる2~3周おしべとめしべに沿ってトントンと動かすと受粉できます。真ん中の小さなイチゴ形をまんべんなく、なぞるようにしましょう。

受粉用の梵天(ぼんてん)が売られていますし、100均で梵天付きの耳かきを購入するのもよいでしょう。

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花が咲いたのに気づけばなるべく早めに、少なくとも白い花びらが茶色くしおれる前に済ませます。

鉄則:人工授粉させて収量アップ!!

果実の成長から収穫

果実の成長と収穫については、続編で報告します。今回、一季なりイチゴではなく、四季成り性を持つ苗を2種類育てていますので、収穫期が長いと思います。

ちゃんと収穫できましたが、赤みがもう少し…ってところでいつも子供に食べられてしまい、良い写真がありません…

その花期と収穫の経過報告もできたらと思っています。続編お待ちください。

追記:収穫と育苗

春の嵐のあと順調に生育が進み、よつぼしイチゴは4センチほどの大きさで一度に数個(一つの苗から1個程度)の収穫が、3~4日ごとにとれる程度に育ちました。味は、もちろんイチゴの味で甘みと酸味のバランスが良く、子供も喜んで食べています。

四季成りイチゴは、甘みが少ないと評価されることがありますが、よつぼしイチゴは大変おいしく、しかも晩夏までぽつぽつと実を実らせてくれました。

しかし、あまごこちイチゴは生育が遅かったのか、春先は一つも収穫することが出来ませんでした。なぜか、太陽に照らされて表側が赤くなり始めるころを少し過ぎると全体が半透明になり、色が悪くなってしまう症状(傷んでいるだろうから食べません)で、それを避けるため裏側がまだ赤くない状態でかじってみましたが、すっぱくて食べられない状態…

本格的に暖かくなってきて、葉は青々としていて花もたくさん咲き、果実も2~3センチまで大きくなりますが、赤くなって「もう少しで収穫」ってタイミングで同じく半透明になって傷んでしまいます。

結局、あまごごちは秋口まで育てましたが、果実はたくさんつけるものの食べられるものにはなりませんでした。結果、収量ゼロになってしまいました。途中から気付いたのは雨にあたることがダメっぽいという事…ハウス栽培で雨がかからない状態で土壌の水分も管理できる状態でないと、収穫は難しい、という印象です。あくまで感想で根拠はありませんが、参考になる病気の症状は検索できなかったので、夏の終わりには収穫を諦めてしまいました。

あまごこちの収穫はあきらめ、あまごこちのプランターは秋口には更地になり、よつぼしイチゴのランナーを誘引して、苗床になりました。ランナーは春先から沢山伸びますが、夏までは早いうちに切り取って、実に栄養が届くようにします。株分けには、夏の終わりから秋口に伸びたランナーを使いました。

イチゴの生育 ランナーで株分けの写真
春先から旺盛にランナーが伸びます

ランナーは15~20センチ伸びたところに子株を作りますが、親の病気を引き継いでいるそうで、株分けに使う苗は、孫株が良いそうです。移植ポットに土を入れてランナーの先の株の下を土に触れさせると根が伸びてきます。

イチゴの株分けの図

プランターの場合、株分けさせる移植ポットが宙に浮くことになるので、ブロックなどで台をして高さを合わせるのと、風でランナーごと揺さぶられるのを防ぐために、ランナーに重石をするなどしてランナーを固定します。

根が出てもしばらく葉が4本くらいになるまで育ててから、ランナーを切断しますが、移植ポットに十分水を与えてしばらく日陰で育てます。しばらくは特に昼間は葉がしおれることがありますが、自分で養分を吸えるようになるまで(しおれずしっかりする)しっかり水分を与えて、ポットで育てます。

必要な苗の数より多く株分けをして、クラウンが太くて立派なものを選択して植え付けました。

株分けしたイチゴ苗の様子
少し遅れて株分けしたイチゴの様子

5本苗の方が、もとあまごこちが育っていたプランターで、10月初めに定植しました。その後、1か月ほど遅くよつぼしが育っていたプランターを掃除して4本の苗を定植したものです。

早い方が大きく育つのは当然ですが、早い方の苗は11月中旬に花を付けましたが、実にまで育つことはなさそうです。この苗の次のシーズンは、春ごろに出たランナーを育ててみて1年目に収穫できるか試してみようと思っています。

あとは、昨シーズン失敗した春先の管理をしっかりして春の収穫を第一に準備していきます。続きは春の終わりにできるかと思っていますので、またチェックしてみてください。→追記しました。

追記:その後春から夏にかけて

今シーズンは大きな病気やトラブルもなく、順調に育ち定期的に収穫することが出来ています。春先のイチゴ苗の成長具合と収穫量から思うところは、昨年秋の植え付けが少し遅かったように思います。

よつぼし イチゴの苗 春先の様子
春先の様子1
よつぼし イチゴの苗 春先の様子
春先の様子2

昨年秋の定植の写真と比べても株がそれほど大きく育つまでもなく、花が開きだしています。10月と11月に定植したものの、気温・地温が低くなり根の充実には至らなかったようです。今年は、もう少し早く苗を育てて育苗ポットに根が回るくらいまで充実させたいと思っています。

四季成りイチゴ よつぼしの実りのようす
四季成りイチゴ よつぼしの実りのようす

「よつぼし」という品種は四季成り性がある品種で、春先だけでなく7月下旬まで次々実を実らせます。その後は、お盆を過ぎるくらいまで一休みしますが、また残暑の中でも少しずつ実らせてくれるので長く楽しめる品種です。実の大きさは小さめですが、真っ赤に色づいて熟した実は甘くておすすめです。

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