【スパイラル】PTC Creo Elements/Direct Modeling Express コマンドリファレンス

当ページには、記事内容に則した商品にリンクするアフィリエイト広告が含まれています。
3D-DIYでススメ!のYoutubeチャンネルへのリンク
この記事のもくじ

コマンド表示名

 コマンドの説明

   スパイラル追加:閉じた2Dプロファイルからスパイラルを作成します

   スパイラル削除:スパイラルを使ってパーツから形状を削除します

  コマンド表示名コマンド説明は、ソフトウエアで表示される文言をそのまま記載しています。

 使用頻度: 良く使う>使う>ときどき使う>あまり使わない>使わない

スパイラル追加

使い方(スパイラル追加)

(0.このコマンドを使うには、有効なプロファイルが描画されたアクティブワークプレーンが必要です。動画では、断面形状が円のプロファイルを描いています。)

1.コマンドを選択し、スパイラルの中心軸を指定する。

2.ピッチ、回転数をキーボードより入力する。

→この時、ウインドウの下部にある「プレビュー」をクリックすると、現設定での形状が確認できる。

3.緑のチェックで完了する。

作成される形状のピッチや回転数が不適切だと、形状同士が干渉したり、接したりします。この場合、「スイープ ボディに自己交差したサーフェイスがあります」と表示され、形状が作られません。設定を見直しましょう。

設定個所

:スパイラルの中心軸を指定します。
  ワークプレーンの描画線やパーツの稜線、円柱なども指定できます。

ピッチ:スパイラルのピッチを数値で指定します。
    形状が重なる設定はできません。(注:回転数と関連あり下記参照)

回転数:数値で指定します。

回転数は、「1」未満も可能なので、ピッチが小さくても回転数を0.9等にすれば、プロファイル次第では、自己交差しないため形状作成が可能です。

使用シチュエーション

☆バネ形状を視覚化したい場合(マニュアルの挿絵など)

バネ形状は、スパイラルで描画しても見た目以外のメリットが無いので、半透明の筒で表す方が簡単に描画できます)

スパイラル削除(使い方)

 使用頻度: 良く使う>使う>ときどき使う>あまり使わない>使わない

スパイラル削除の使い方は、スパイラル追加と同じです。スパイラル形状を作成するか、スパイラル形状で削除するかの違いです。下図のように、パーツに対してスパイラル状の穴を開けることが出来ます。(見えやすいように半透明の設定にしています。)

スパイラル削除

こんな形状は、これまで放電加工くらいしか思いつきませんでしたが、今なら3Dプリンターで出来そうですね。


 カテゴリトップへ 

 「Modeling」 タブ ー「モデル」カテゴリ 

 コマンドリファレンス、一覧トップに戻るにはこちら。 


  • URLをコピーしました!

この記事へのコメント

コメントする

この記事のもくじ