【プル回転（プロファイル）】PTC Creo Elements/Direct Modeling Express コマンドリファレンス

コマンド表示名

　コマンドの説明：　プロファイルを回転させて押し出します

　　コマンド表示名とコマンド説明は、ソフトウエアで表示される文言をそのまま記載しています。

　使用頻度：　良く使う＞使う＞ときどき使う＞あまり使わない＞使わない

使い方

（０．このコマンドを使うには、有効なプロファイルが描画されたアクティブワークプレーンと、アクティブパーツが必要です。）

１．コマンドを選択して、プロファイルを回転させる中心「軸」をクリックして指定する。

→指定された回転軸に薄い黄色で、回転矢印が表示される。

２．角度を指定する。

→薄い緑色でプレビューパーツが表示される。

３．緑のチェックで決定、完了する。

→この時、ウインドウの下部にある「WP残す」のチェックを外すと、決定と同時にワークプレーンが削除される。

プロファイルは完成する形状の中心断面の半身を描くイメージです。回転中心がプロファイルの外にあると、パイプ形状になります。

設定個所

方法　操作：　形状を追加するか、削除するか決めることが出来ます。基本自動で大丈夫です。

直線・回転：　コマンドが変わります。「回転」はこのコマンド、「直線」はこちらのコマンドになります。

軸：　回転軸をマウスのクリックで指定します。

角度：　回転角度を指定します。360度なら軸（またはパイプ）形状になります。

使用シチュエーション

☆軸モノ部品を作る場合

△丸みを付けた手すりのような形状を作る場合

このプル回転コマンドは、非常によく使います。軸モノを作る場合には、円を描画して「プル直線（プロファイル）」でも可能ですが、少し複雑な形状の軸モノを作りたい場合には、このコマンドを使用します。
下の動画は、円からプル直線で作成した3Dパーツから、止め輪溝を「プル回転（プロファイル）」で施す動画です。

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