【動画で操作確認】PTC Creo Elements/Direct Modeling Express モデリング操作をイメトレ！

この記事は、PTC Creo Elements/Direct Modeling Expressを使って3Dモデルを作成した操作記録の動画です。3Dモデルを作成する場合、同じ形状にたどり着くまでに幾通りもモデリングの方法がありますので、これが正解！というものではありませんが、一例として参考にしてもらえると嬉しいです。モデリング完成までの道筋をイメージできるので、「この操作は何の意味があるのか？」が理解できると、一つのコマンドをいろいろな場面で使える「応用」が効くようになります。

それぞれ完成する形状の下に動画を掲載しています。簡単に操作のポイントも追記しています。

形状一覧（今後も追加予定）

形状クリックで該当ページにジャンプします。★は難しさを表しています。

球

完成形状

メインで使うコマンド：　作図上書き、プル回転

（zip圧縮しています。ウイルスチェック済みですが、ダウンロードに慎重な方はご遠慮ください。）

　　ちょっと解説　　

球は「プル回転」で作成しますが、回転させるプロファイルと回転軸が交差しないように、半円のプロファイルを描いて半円の直線部分で360度回転させます。円を描画して180度回転するような球の書き方はできません。

ドーナツ形状なら、円のプロファイルを描いて中心軸を円から離れた場所に描いて360度回転させるとモデリングできます。

虹

完成形状

メインで使うコマンド：　2D編集移動、プル回転、パーツのプロパティ

（zip圧縮しています。ウイルスチェック済みですが、ダウンロードに慎重な方はご遠慮ください。）

　　ちょっと解説　　

交差しない閉じたプロファイルを複数描画した状態で、プルコマンドによる3Dモデル化を行うと、それぞれ独立した複数のパーツが生成されます。ブラウザーバーには個数分のパーツが出来ることになります。

仮に「同じ形状のプロファイル」であっても、同時にできたパーツに「共有」の関係はありません。共通部品にしたい場合は、作成した3Dモデルを「共有」で配置する必要があります。

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コンクリートブロック

完成形状

メインで使うコマンド：　作図上書き、プル直線、ブレンド

（zip圧縮しています。ウイルスチェック済みですが、ダウンロードに慎重な方はご遠慮ください。）

　　ちょっと解説　　

動画の中に、稜線の中央を「Shift+Ctrl」で自動選択していますが、この機能は円の中心を選択するときにも働きますので、覚えておくと良い機能です。

3D編集時の稜線やパーツの複数選択時に、「Shift」を押しながら要素を左クリック選択する機能も良く使うので、選択終了の「Shift＋真ん中クリック」と併せて覚えておきましょう。

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