暗いロフトベッド下にLED照明を簡単設置!見た目もスッキリ快適空間に機能性アップ!!

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ロフトベッド下にLED照明を設置 部屋全体の写真

「6畳間を少しでも広く使いたい」との子供からの要望にこたえる形でDIYした、セミダブルロフトベッド。その後、ロフトベッド下に長座卓を作成して拡張スペースとして機能アップしましたが、今回はそのロフトベッド下の暗さを解消すべく、LED照明の設置に着手しました。

低消費電力のLEDライトは、もちろんロフトベッド下照明用途だけでなく、近い所で言えば2段ベットの下段の照明に使えますし、明るいのに発熱も少ないので押し入れや物置の照明に最適です。しかも軽量なので、壁や天井に穴をあけなくても設置可能。短時間の作業で使い勝手が向上するので、アイディア次第で活躍するオススメ光源です。

LED照明がおすすめな暗くなりがちな場所
 押し入れ(物置き)、ロフト下、2段ベット下段、下駄箱、パントリー、食器棚、ウォークインクローゼットなど

セミダブルロフトベッドのDIY記事はこちらに掲載しています。設計からDIY機材購入を経て完成までを網羅しています。高さにもこだわった広々ロフトベッドは閉塞感が無くベッド上下ともに快適です。3Dの設計データもダウンロードできます。

せっかくのロフトベッド下スペースを物置ではなく、拡張くつろぎスペースとして長座卓をDIY作成して設置。部屋の大きさ6畳分そのまま活動スペースに拡張できました。

もう少し机を広くしたいと思ったらこんな方法もあります。

この記事のもくじ

まずやりたいことをまとめる要件整理から

簡単なDIYでも、要件整理は大切。やりたいことをリストアップして手戻りの無い(=満足度の高い)仕事をしましょう。今回の目的は、ロフトベッド下を明るくして、読書やゲームが出来たりお菓子を食べたりと多目的に使えるスペースにすることです。

「やりたいこと」や「問題点+解決案」、「もともと使いたい製品」のような、すでに解っていることを整理したり、ぼんやりした問題点を明確化することが、まずは問題解決の第一歩です。今回は、「やりたいこと」と、気にかけておいた方が良さそうな事を「気になること」として、それぞれ箇条書きにしました。

やりたいこと
 暗いロフトベッドの下の照明
 照明近くではなく勉強机からスイッチON、OFFしたい
 ベッド下の広い範囲を、1か所の照明で明るくしたい
 オールマイティな昼白色(5000~5500Kほど)が希望

気になること
 ロフトベッド下で人が動き回るので、ぶつかるような突出はダメ
 仮に何かぶつかって破損しても、ガラスが飛び散るような部材はダメ
 配線を隠したい

こうして、目的や制約などを明確にすることで、必要な購入品の絞り込みが出来るようになります。今回のLED照明なんてAmazonで検索すると同じような商品がわんさか出てきます。

先の箇条書きの内容を頭に置いて商品を見ると、随分と検索結果を整理してみることが出来ます。それでは、LED照明の選定に入ります。

間接照明のイメージ写真
間接照明のイメージ写真です

LED照明の購入

要件整理で、LED照明の仕様がほぼ決まりました。勉強机にはスイッチ付き卓上コンセントがあるので、そのスイッチでON、OFFできるものを探すことになります。少し、先の箇条書きの前提となった理由を描いておきます。

1.ON、OFFが物理スイッチのもの
 →タッチスイッチやセンサータイプは、コンセントONで点灯しないため…

2.点光源ではなく、ディフーザーで拡散光になるバータイプが必須
 →テープLEDシートは点光源が多く、別途光を拡散させるためのディフーザーの考慮がいるので選定外

3.昼白色もしくは色温度を明記しているもの
 →電球色or昼光色が多い、また調光できるものは少し高い

LED照明用の発光素子は、主に電球色と昼光色の2種類で、昼白色や、調色できるタイプはこの2種類の発光素子を交互に配置し、それぞれの明るさを調節して色温度を設定しています。そのため、1種類の発光素子を使う場合に比べて少しだけ製造コストがUPします。また、クールに見える昼光色と、あたたかく見える電球色の色使いは、商品ディスプレイで商品の印象を操作しやすいため、どちらかを選ぶことが多くながちです。

しかし、勉強する場合や読書するときには、一般的に電球色から昼白色までが適していて、特に集中したい時には、昼白色が集中力を維持しながら勉強がはかどるとされています。確かに、昼白色より青白い「昼光色」は目が疲れてしまう印象です。昼光色での長時間の勉強は厳しい環境と言えるでしょう。このため、今回の選定には、昼白色もしくは5000K前後の明記のあるものを選別。

長さは60センチクラスを探しました。条件に合って安価のものを選んだのがこちら。

安価な商品なのに、3段階調光が可能なバーライト。

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直接100Vのコンセントに接続できる物理スイッチ付きバーライト。

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共に2000円を切る価格で安価ですが、要件整理に十分該当するであろう製品だと思います。

購入したのは…

この二つから購入したのは、100Vコンセントに直接つなげられるバーライトを購入しました。その判断基準は、端部のカバーもLED光が透過してより広く明るくなりそうな感じがしたことと、100Vが直接つなげる事でした。同じメーカーの60センチタイプも選べましたが、端部のカバーが光を透過しそうになかったので却下しています。

上の調光できるUSB給電のタイプは、停電時にポータブル電源に接続して簡易照明としても使えるので悩みましたが、それは別途考える事にしています。ちなみに手持ちのポータブル電源はこちらです。

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低出力ですが、100Vコンセントがあるバッテリーを持っていれば、何かと便利に使うことが出来ます。災害時の停電時にスマートフォンを充電するだけでなく、キャンプや車移動中のホームルーター等の電源にも使えるので1台あれば日頃から重宝するポータブル電源です。

開封

Amazonで購入しましたが、次の日に配送されました(早いは大きな力ですね…)。ちなみに、近くのホームセンターを2軒ほど回りましたが、安いものでも3000円を超えていたのと昼白色を選べなかったので通販を利用。

ロフトベッド下にLED照明を設置 通販で購入したバーライトの写真

商品の本体の他、スイッチ付きコード、直列接続用のコードや取付金具などが付属していました。初めに感じたのが本体の軽いこと!150グラムしかないのでおもちゃみたいな印象です。さっそく点灯させてみました。

ロフトベッド下にLED照明を設置 点灯したバーライトの写真

しっかり明るく、直接見るとまぶしいくらいです。色見も青すぎず望んだとおりの「昼白色」でした。下の写真は、端部(端部には付属のカバーを取り付けています。)の光の透過具合と拡散範囲が解るように撮ったものです。ビー玉の影でわかりますが、十二分に光が拡散しているのに驚きました。当初、LEDテープライトで広範囲を明るくしようと考えていた時期もありましたが、点光源を拡散させるディフーザーを探しても安価なのが見つけられず、断念した経緯があります。完成品でこれだけ拡散してくれればケチのつけようがありません。

ロフトベッド下にLED照明を設置 点灯したバーライトの端部の写真
ロフトベッド下にLED照明を設置 点灯したバーライトの拡散光の写真

LEDテープライトはこんな感じのものです。安価で、家具に隠すなどして間接照明として重宝します。

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点灯時の発振音、共振音も(私には)聞こえない(子供からの苦情もない)ので、満足度の高い買い物でした。ちなみに本体を複数購入すれば、数珠繋ぎで複数接続できる仕様ですが、その電源接続部には付属でカバーが付いているので、むき出しで感電するようなことはありません。

この結果を踏まえて、取付方法を吟味しながらホームセンターに買い物に向かいます。

取付補材の購入

購入したバーライトには、取り付け用にステンレスの金具と、あらかじめ本体に貼られている両面テープがあります。購入前まではねじ止めで取付を考えていましたが、あまりに本体が軽いため「両面テープ」で固定することにしました。購入したのがこちら。

ロフトベッド下にLED照明を設置 ホームセンターで購入した部材の写真

天井見切り(樹脂製、1820mm長)を2本と両面テープ、あと延長コードを購入しました。天井見切りは1本200円未満で非常に安価です。これを必要寸法に切断して、2つ合わせて箱状にして使い、中にコードを通して、見た目も良くなる予定です。

ロフトベッド下にLED照明を設置 構想の絵
天井見切りを合わせて両面テープで貼り付けるだけの構想

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組立て・取付

まず、バーライトをどの位置に取り付けるとベッド下全体が明るいか手に持ってシミュレーションし、取付位置を決定。これで天井見切りの長さが決定します。切断はカッターナイフで十分でした。コードを通すための穴を開けて加工は終了。バーライトを両面テープで天井見切りの貼り付けてほぼ完成状態です。バーライト本体にはあらかじめ両面テープが貼られていましたが、全面貼り付けしたかったので、購入したテープに張り替えました。

ロフトベッド下にLED照明を設置 取り付けのための加工・組み立ての写真

取り付け高さは、ベッドの中央の梁でライトの下端が梁から数ミリ出るくらいの位置にしてみました。これも両面テープで貼り付けているだけなので、あとから自由に移動できます。完全に出せばより広く照らせますが、突起物になって手や頭をぶつける事にもなるので、まずは控えめにしてみました。

ロフトベッド下にLED照明を設置 取り付けた写真

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完成

それほど時間もかからず完成したのがこちら。両面テープで合わせた天井見切りの間の空間に電源コードを隠したので、見た目もスッキリです。

ロフトベッド下にLED照明を設置 完成した写真

コードを隠すために合わせた天井見切りだけでなく、LEDライトや家具への固定も両面テープで貼り付けているだけなので、位置を変えたかったり別の場所に移設させたい場合などは簡単にはがして使うことが出来ます。取付穴の跡も残りません。完成まで小1時間ほどの作業です。

使い勝手

勉強机に設置されているスイッチ付き電源タップに延長コード経由で接続することで、照明のオン/オフはこちらですることにしました。机で勉強中に気分を変えて座りたい時などを想定しました。スイッチ付き電源タップは、節電対策だけでなく、こんな使い方にも便利に使えます。

ロフトベッド下にLED照明を設置 勉強机でON/OFFできる写真

下記の記事は、机の奥行きを少し広げて使い勝手を向上させたDIY記事です。パソコンモニタをもう少し奥に置きたい!時にも有効なTipsです。

床から1.2メートルの位置にバーライトを固定しましたが、座卓で使うと若干明るすぎるかな?という位の明るさです。まぶしいほどではないので勉強がはかどるハズ!参考になるか解りませんが、スイッチオン/オフした動画を載せておきます。

AEロックで撮影した写真です。ロフトベッド下は暗くて勉強には適しませんでしたが明るくなり、勉強だけでなくリラックスタイムの漫画を読むのにも良い空間になりました。

ロフトベッド下にLED照明を設置 LED点灯した写真
点灯
ロフトベッド下にLED照明を設置 LED消灯した写真
消灯

まとめ

暗くなりがちな部屋の照明の陰になる押し入れや本棚など、LED照明が活躍しそうなシチュエーションは沢山ありそうで、その無限の可能性は何といっても「軽量」で「発熱しにくい」事で広がります。思い切って両面テープで貼り付ければ、自由にレイアウトも変えられるので本当に気軽に使えます。

今回のLED照明設置にかかった費用は全部で3000円ほどで済んだので、下手なデスクライトよりも明るくて安かったのも大満足でした。

ちょっとこの場所暗いな…だけでなく、ここに照明当てたらカッコよくない?といったアイディアで部屋を見渡せば必ずLED照明が活躍する場所を見つけられるハズ!

ロフトベッド下にLED照明を設置 部屋全体の写真

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