【夏の彩り】鉢植えにピッタリの矮性ひまわり満開 夏の花代表格「ひまわり」 うまく育てて長く元気をもらいましょう!

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矮性ひまわりの開花写真

夏の花 の代名詞と言えば、ひまわりですよね。夏になれば、ひまわりの迷路が作られたり、休耕田で育つ大きなひまわりの花の絨毯は、毎年私たちの目を楽しませてくれます。

誰もが小学生の時に、ひまわりとアサガオは育てたのではないでしょうか?身近で親しみのあるひまわりは、育てやすく失敗の少ない花でもあります。

植物の勢いを感じる1本立ちの大きなひまわりも魅力的ですが、競い合って花を開かせる鉢植えのひまわりもすごく元気をもらえます。

この記事は、矮性のひまわりを鉢植えで育てた記録と、その反省点をまとめました。次の春は、笑顔をもらえるミニひまわりを植木鉢で育ててみませんか?

この記事のもくじ

矮性ひまわり・ミニひまわり

ひまわりはキク科の1年草ですが、一般的なイメージの「ひまわり」は、背が2メートルを超え花径が30センチに迫る、あのひまわりですね。家庭で何本も育てるには、大きな庭がなくてはなりません。

ひまわりのイメージ写真

小さく育てられるように品種改良されたのが、矮性ひまわりとかミニひまわりとかと呼ばれる品種で、草丈が1メートル未満にしか成長しない品種です。

そのため、ミニひまわりなら植木鉢やプランターで育てられるので、大きな庭が必須ではなくなり、スペースと日当たりの場所など生育条件を選びながら育てることができます。

今回、生育に選んだ品種は、ミニひまわりの「ジュニア」(サカタのタネ)になります。タネのまきどきと花期のめやすは、こんな感じでした。(温暖地の場合です。地域に合わせた時期をタネの購入時に確認しましょう。)

矮性ひまわり ジュニアの生育スケジュール

まさに夏の花で、暑さの盛りに開花時期を迎えます。

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生育の様子

4月はじめに水はけが良い培養土に緩効性肥料を混ぜて、生育させる鉢に土を入れて、何も植えずに置いておきます。 このまま何も植えずに土を寝かせておくことで、微生物も増えて植物が育ちやすい土になります。今回は2週間ほど放置してから種をまきましたが1か月くらいは寝かせた方がベターです。

生育させる植木鉢は、直径35センチほどの大きさを選びました。このとき、あまり浅いもの鉢底が小さなもの(座りが悪いもの)は、選ばないようにしてください。ミニひまわりと言っても、背丈は50センチを超えて、大きな葉が茂りますので、風が吹くと倒れる心配があります。少し重さのある陶器の鉢か、鉢底石に、軽石ではなく砂利を入れるのも良い方法です。

育苗鉢に撒いて、本葉が出るころに鉢に定植する方法もありますが、根を切らない一番の方法は直播きすることです。
多く種をまいて間引くので勿体ないですが、丈夫に育てるために直播きしました

  • 芽が出てきました

種まきから1種間ほどの4/28の様子です。発芽率は良好で90%ほどでした。

矮性ひまわり ジュニアの発芽
  • 間引き
矮性ひまわり ジュニアの生育状態

   生育の悪いものや、込み合った場所の苗を間引いて、最終的に8本残しました。

  • 成長
矮性ひまわり ジュニアの生育 間引き後

   暑さと日差しが増す頃に、成長の勢いが増したように感じます。

  • 開花
矮性ひまわり ジュニアの開花

    約10週間で開花しました。脇から枝分かれして小さなつぼみも見られます。

矮性ひまわり ジュニアの満開写真

種まきから約11週後(7/2)の様子です。このあと、一番初めに咲いた花の花弁が落ち始めて、だんだんと見た目が悪くなってしまいました。枝分かれした花が補ってくれましたが、葉も少しずつ緑→うす黄緑→うす茶に変わり、勢いがなくなってしまいました。

結果、このミニひまわり「ジュニア」は、

 種まきから9週間後ごろから開花し、そのあと約1.5週間程度、花が楽しめる。

という感じでした。これは成長度合いにかかわらず、小さいながらも小さな花を付けたり、大きく成長した苗は大きな花を咲かせることから、種まきから開花時期は、あまり変化しないように思います

 矮性ひまわりは鉢植えがおススメ! ヒマワリは日光が大好きなので、一番条件の良いたっぷり陽が当たる場所で育てましょう!!

長く花を楽しむコツ

今年の開花を踏まえて、次の夏で試したいのは

 1.種まき時期を2週間ごとに3回分けて生育する(違う鉢)

 2.種まき時期を2週間開けて、同じ鉢に生育する

の二つの生育プログラムを試したいと思っています。

2.の同じ鉢で時期をずらす場合は、先に成長する苗の勢いに負けて、後からまいた種の成長が妨げられそうなので、良い結果にはならないかもしれませんが、試してみたいと思っています。

あと、少しもの悲しいですが、ひまわりの花が終わっても、そのまま植えたままにしておき、野鳥が種をついばみに来るのを楽しむというのもアリですね。

枝がカラカラに乾いたころに、ヒワシジュウカラとかが食べに来るかもしれません。

ひまわり 種をついばむ鳥
写真はイメージです

次の年の追記

前記の「長く楽しむコツ」で書いたように、今年は長く花を咲かせられるか試してみました。行ったのは、「2週間ごとに同じ鉢に種を植える」です。

ひまわりを時間差で種をまいた結果の写真

鉢植えではないですが、横に長く(でも浅い)作った花壇に時期をずらせて撒いた様子です。三角マークが一番早く撒いたもの、四角マークがその2週間後に撒いたもの、星マークがまたその2週間後に撒いたものです。おおよそ最初に種をまいてから1か月ちょっとの状態です。

結果はというと、予想通り星マークの苗は枯れてしまいました。横の苗の勢いに負けて日が当たることがなく、大きく成長しないまま枯れたような感じです。

三角と四角はその後も大きく成長しましたが、花が咲いた時期はあまり変わりませんでした。実のところ、四角マークの苗は2本しかなかったので、バラツキをうまく観察できなかったたためです。

次の夏は3日ごとに一方向に順番に撒いていこうかと思っています。横の苗があまりに大きいと成長が進まないようなので、少し撒いた時期が違う苗が隣同士になるようにしてみます。

追記:さらに撒く時期をずらせて育ててみました

一つ前の追記では3日ごとに順番に…と書いていますが、少し実験気味に「どの頃に撒けば大きく育つのか?」を見極めるために、少し大きく時期をずらせて育ててみました。

ひまわりの巻き時の実験
最適なじきはいつか?
4/30に撒いた(一番右)種が開花 7/8

写真右側から4月末→1W(5月上旬)→3W(5月下旬)→3W(6月中旬2本)と種を直接撒きました(合計5本)。生育状況として判断すると、この地域ではGW(4月末)から6月第一週までに種まきをするのが良さそうな結果でした。

ちなみに花期はそれぞれ撒いた間隔が縮まり、7月上旬から順に1週間間隔で咲きましたが、最後の6月中旬に撒いた種は大きく水を開けられる結果になっています。思い当たるのは梅雨で、育ち盛りに入る前に日照が稼げない梅雨シーズンに入ったのが育ちが悪くなった結果だと感じます。

ひまわりの巻き時の実験 最適なじきはいつか?2枚目
5/7に撒いた種(右から2本目)が開花 7/15
ひまわりの巻き時の実験 最適なじきはいつか?3枚目
5/27に撒いた種(右から3本目)が開花 7/21

撒いた時期をずらせると開花の時期もズレるようですが、ずらせた間隔そのまま開花時期がズレるわけではありませんでした。しかし、目的である「長く花が開いた状況を作りたい」ことはできそうなので、来年は充実した種を選りすぐって、GWあたりからこまめに種まきをしてみようと思っています。

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